2021/05/18 17:41

5歳のときに母が作ってくれた「ちぢりちゃん」。
この子の洋服が作りたくて手に取ったのが、かぎ針でした。

初めは布をボンドでとめて作ってしましたが、硬くなるのが嫌だったり、「何か違うな」と子供ながらに思うところがあり、
少しすると縫って作るように。
しばらくすると、今度は縫い代のほつれや目の荒さ、
パターンをとる難しさ(布を切りすぎて足りなくなってしまったり)に縫うのが嫌になってきて、
そんなとき母が教えてくれたのがかぎ針編みでした。

小さく編んでしまったら解いて大きく編み直せばいい、編みながら形を考えることもできる。
ボンドのように硬くなることもなく、縫い代の心配や糸のほつれも気にしなくていい。
「1本の糸だけで、どんな形でも作ることができるんだ!」と、
ズババババーン!と雷に打たれたような、目の覚める出会いでした。

とりあえずまず編めるかどうか考える、編めるものなら編んでどうにかしたいと思ってしまう日々の始まりです。